戦う君よ、世界を愛せるか。

飲めないのに酔っぱらっているDDがこちら

「有り得ない」なんて有り得ない。

 

"夢ならばどれほどよかったでしょう"

 

昨日から、流行り歌がぐるぐると頭の中を巡って止まない。

 

だってまだ、彼らの歌を聴くどころか、頭の中に流すことすら、出来る状態ではないから。

 

 

 

すばるくんが、ジャニーズ事務所を退所することが発表された。

それはつまり、関ジャニ∞を去るということで。

 

何度考えても、何度頭で理解しようとしても、どうしたって受け止められない。

 

だからいつもみたいに、文章にすれば整理出来るんじゃないかって、そう思ってこれを書いている。

自分でも何を書くか分からない。いつもより、誰かに何かに配慮することが出来ないかもしれない。

 

だから、自己責任で進んでください。

 

 

 

4/12(木)の夜のこと。

突然Twitterを賑わせたのは、翌日発売されるフ○イデーの見出しだった。

 

【渋谷すばる、関ジャニ∞を脱退へ】

 

またトンチンカンな記事がきたものだ。いまの彼に限ってそんなことあるわけないじゃないか。

「すばちゃん、エイトやめるってよ」「あらそれは大変」だなんて、同居人と鼻で笑った。

 

 

そうして発売されたフ○イデーの記事に載っていたのは、数年前に撮影された写真と、『下ネタやコミカルな楽曲にうんざりしたから』などという、関ジャニ∞のファンならば「とんだギャグだな、傑作だ!」なんて、馬鹿馬鹿しくて相手にするまでもない、と思うような脱退の理由だった。

実際私のTLは、記事の内容があまりに突飛ずきて、アホらしいと笑い飛ばしている人がほとんどだった。まあそういうので騒ぎ立てるような人をフォローしていないってのもあるんだろうけど。

 

「すばる、脱退するの?」Yahoo!のニュースを見たのだろう、会社で先輩がそう聞いてきた。

「あー…ファンとしては有り得ないと思いますけど、SMAPが解散した今『絶対ない』なんてことはないですからね(笑)まあそうなった時はなった時です。」

なんて。そう笑って軽く受け流した。だって、この時は私にとってはまるで他人事だったから。

 

 

雲行きが怪しくなったのは、サ○ゾーが『15日に記者会見がある』という記事を出してからだ。

 

「日付しか合っていない」と有名な東○ポと肩を並べる、妄想作文だらけのサ○ゾー。

しかしここ一、二年の動向を見ると、具体的に日付を出してきた場合、当たっていることが多くなっていた。否、それは当たっているのではなく、単に解禁日等々を協定を破って先出ししているだけに過ぎないんだけれども。(本当にいい加減にしてくんないかな)

 

そんなこともあり、脱退でないにしろ、15日に何かしらの発表があるんだろうとは思っていた。

 

 

 

4/15(日)

遊び帰って朝方に眠りについた私は、珍しく目覚ましもなく10時すぎにふと目が覚めた。

寝ぼけ眼で届いているメールを処理していると、関ジャニ∞のFCからのメールを見つけた。

そこには「メンバーからお知らせがあるので11時になったらジャニネを見てくれ」といった旨が書かれていた。

 

一瞬で目は覚め、背筋をぞくりとした感覚が襲う。

 

ありとあらゆる可能性を頭の中に巡らせた。

先に報道された有り得ないような内容も、もっももっと最悪なことも。

それでも頭は変に冷静で、先にログインしておかなければ、とか、どうせサーバーダウンするだろうから、とか、そんなことを考える余裕はあった。

 

10分前、5分前、1分前と、恐ろしく進みの遅い時計と睨み合う。まるで断頭台に頭を乗せているようだった。

 

11時ちょうどに、指定されたURLにアクセスした。が、案の定サーバーはダウンしていて全く繋がらない。きっとTwitterを見れば、誰か繋がった人が内容を広めているのだろうけれど、どうしても、最初に自分の目で確かめたかった。

 

10分ほどして繋がったインフォメーションには、メンバー全員からのメッセージが載っていた。

 

その先頭はすばるくんで、内容はジャニーズ事務所を辞めるというものだった。

 

 

「あぁ本当だったんだ」

最初に思ったのは、ぼんやりそんなことだったように思う。どんなに読み進めても、誰のメッセージに目を通しても、その言葉は全く自分の中に入ってこなかった。

 

だって、信じられるわけなかったから。

 

間を置いてもう一度全文読み直して、ようやく言葉の意味を理解出来た時、気付いたら泣いていた。言葉の意味は分かれども、何が起こっているのか分からなかった。

 

恐る恐るTwitterを覗く。TLは戸惑いと混乱で溢れていた。

 

なんで、どうして。なんで事務所をやめるの。なんで今なの。

事を理解できない私を、悲しみより先に次々と疑問ばかりが埋め尽くしていった。

いま自分が何を言ってしまうかわからない。ギリギリの理性でそう思い、Twitterに鍵を掛けた。

 

ぐるぐるぐるぐる、思考を巡らせる。

けれど、何も受け止めることが出来なくて、二度寝したら全部夢でした、ってなるんじゃないか、なんて。

勿論、この状況で眠ることなんて出来るわけなかったのだけれど。

 

 

 

 

しばらくして、終わったばかりの会見の速報映像が、アッコにおまかせ!で流れ始める。

 

怪我で欠席した安田くん以外の6人がスーツで登壇し、神妙な面持ちで言葉を紡ぐ。

 

あぁ、現実なんだ。

彼らの姿を見て、彼らの声を聞いて、ようやく、たったそれだけのことを飲み込めた。

 

 

 

会見の映像が流れてしばらくすると、ネットニュースで会見の全文が掲載された。 

 

すばるくんは、海外で音楽を勉強したくて、事務所を辞めるのだということ。

35歳を過ぎた辺りから残りの人生について考え始め、決断したのは今年の1月、みんなに伝えたのは2月だということ。

全員で説得したが、すばるくんの意志は揺るがず、4/10に最終決定を下し、こうして発表するに至ったのだということ。

 

 

 

もうここから先は主観ばかりだから、自分と違うと思ったら、それは解釈が違うだけだから、どっちが正しいも間違いもないことだと思ってほしい。

 

 

公式コメントと、最初に流れた会見部分だけでは、メンバーは本当に前向きで、全力ですばるくんの背中を押しているようにみえた。

 

理解が追いついていない私は、それがまた「メンバーがそう言っているんだから、私もちゃんと受け止めて応援しなきゃ」という気持ちにさせられて、それがどうにも処理出来ずに苦しかった。

 

けれど、会見の全容が見えてきた時に私が捉えたメンバーの姿は、寂しくて悲しくて悔しくて、そんな気持ちを抑え込みきれてはいなくて、それでもすばるくんの背中を押す為に、と頑として前を向いてるようだった。

 

そりゃあそうだよね。

私たちより先に聞いていたって、直接話していたって、私たちより遥か一番近くで、普通の人の一生分以上ほどの濃い時間を共に過ごした人たちが、そう簡単に気持ちの収拾をつけられているわけないよね。

 

 

中でも大倉くんは、コメントも会見の態度もあからさまで、全然納得していないように見えた。

 

何故全員での記者会見に至ったかについて、

なんででしょうか。僕は最初、嫌だったんですけど。でも、ファンの方のためを想ってっていうのと、やっぱり勝手な決断をしたすばるくんのことを嫌いになれなかったですね。だから、こういう場に立つのであれば、こういうところでどんな発言をするのか横で聞いていたいなと思いました。

 

そう答える大倉くんはあまりに正直で。

 

普段からよく考えて言葉を口にする人で、自分が紡ぐ言葉の重さをよく分かっているからこそ「勝手な決断をしたすばるくん」という、辛辣に聞こえてしまう言葉だって、うっかり口を衝いて出たものではなく、はっきりと意志を持って、私たちに伝えようとして言ったものだって、そう思える。

だからこそ、それに続く「嫌いになれなかった」があまりにも辛くて、残酷で。

 

 

他のメンバーがすばるくんに対して、仲間としてじゃなく別の、憧憬だったり友愛だったり、昔からずっと手離せない特別な感情を持っているのと違って、大倉くんだけはそれが薄く、もしくはなくて、唯一、対すばるくんにおいてフラットな感情を持っているように見えると、ずっと思っていた。(きっとそれはJr.時代に起因しているとも)

十年ほど前フラフラの時期、ファンですら感じていた違和感を、側にいるメンバーが感じていないわけがない違和感を、ただ一人表してくれていたのも、大倉くんだった。

 

そんな大倉くんだからこそ、最後まで納得出来なくて、それをああいった形で、私たちに届けてくれたのだと思う。

下手したら、自分が叩かれるかもしれないような言葉と態度で。

 

でもね、私はそれにすごくすごく救われたんだよ?

 

「あぁ、無理して納得しなくてもいいんだ」って。

 

受け止めて受け入れて応援しなきゃって、メンバーがそう言っているんだからファンもそうしなきゃって、綺麗な言葉が並ぶネット上を、まだ理解が追いつかない頭で処理しようとして、でも出来なくて、そんな自分が心底嫌になりそうだったけれど「それでもいいよ、だって俺もやから」って、そう言ってくれてるんじゃないかと馬鹿みたいな錯覚をするくらいには、救われたんだよ。

 

勿論、他の5人が間違ってるとか、そんな話ではなく。

 

 

 

 

 

…何が正解だったんだろうね。

 

今回の決断をしたすばるくんも、説得してそれでもどうしようもなくて受け入れたメンバーも、会見で伝えてくれた言葉も、今まで私たちに伝えてくれた言葉も、共有した時間も思い出も、全部全部。間違いなんて何一つ、なかったはずなのに、どうしてこんなにも悲しいんだろう。どうして、涙が止まらないんだろう。

 

 

 

意志が強いとよく言われる貴方だったけど、私にはずっとグラグラに見えたよ。

影響され易くて、染まり易くて。

けれど一度その色に染まれば、次の色を塗るまで、どれより鮮やかでどれより美しい色で輝いて見えたんだよ。

 

「一生アイドルです」「愛しています」そう言ってくれたじゃない。全部嘘だったの?って、

そう言わずにいられない人だっていると思う。

でも多分、すばるくんは嘘なんてついてない。

その時のすばるくんにはそれが真っ直ぐで真実で心からの言葉だったはずで。

ただ、今はその時と別の色になってしまっただけなんだよね。鮮やかな赤ではない、二度と塗り替えられない別の色に。

 

 

いまこれを読んでくれている人に、私が何か伝えてもいいのなら、ひとつは「何かを下げたり、誰かを攻撃しない限りは、今あなたが持っている感情は何も間違っていないから、飲み込めるまで持て余せばいいと思うよ」ってこと。

でもこれだけは、好きだった気持ちを否定だけはしてほしくないから「関ジャニ∞としてやってきた14年間の歴史がなくなるわけではありません。そこに嘘はありませんでした。」って、大倉くんの言葉そのまんま、まるまる、ふたつめにしたい。

 

あーほんと、大倉くんの言葉は偉大だなぁ。

 

 

 

 

 

ただ、偉そうに言っときながら、私もまだ何もかも宙ぶらりんに持て余しているから、少しだけ書き殴らせて。

 

 

 

 

 

 

ねぇ、すばちゃん?

 

なんで関ジャニ∞からいなくなるの?

なんで一人で決めてしまったの?

最悪私たちは置き去りでいいから、メンバーがあんな顔になる「理由」になってほしくはなかったよ。

 

いつのまに貴方の未来から関ジャニ∞がいなくなったの?

関ジャニ∞で見られない夢って何?

大事なメンバーの手を放してまでその手にしたい夢って何?

 

音楽?海外?

正直、全然わかんないよ。

あの人達以上に大切にしなきゃいけないものがあるなんて、私には到底理解することが出来ないんだよ。

 

アイドルと言えども一人の人間。
わかってる、わかってはいるんだけどね。

 

私は酷い人間だから、貴方の人生より、7人の人生としての関ジャニ∞を、とってほしかったよ。

 

ずっとずっと7人で歌って、笑い合って、歳をとって、おじさんになっておじいさんになって活動が減ったとしても、ずっと「関ジャニ∞」でいてほしかったよ。

 

 

 

 

 

オタクってどこまでも非道くて無責任だね。

 

でも今だけはこの「叶わなかった夢」を吐き出して、燃やして、灰にするくらいは、許してほしいな。

 

 

 

あーあ。いっそ貴方のことを嫌いになれれば、楽なのになぁ。ハイサヨナラって言えるのになぁ。

それはどうしたって出来ないんだよなぁ、困ったことに。

 

 

どうしてくれるんだよ、まったく。